ホームベーカリーQ&A
回答集:「ホームベーカリーについて」
Q1
ホームベーカリーが動いている時の音はどれくらいうるさいのですか。
これは一番答えに窮する質問です。そして、実はとても多い質問でもあります。
購入を検討している人にとっては、気になることなのですよね。
複数のホームベーカリーを比較して評価することはできますが、1つの機種を挙げて、それを「うるさい」と感じるか、「許容範囲」と感じるかは、人それぞれだと思います。使う住環境も違いますし、音の感じ方も違いますから。
もしも、身近にホームベーカリーを持っている人がいたなら、稼動しているところに立ち会ってみるか、無理言って貸してもらうことをおすすめします。
メーカーさんも、食洗機のように音の大きさをカタログに出してくださるといいのに、と思います。ホームベーカリーはまだ市民権を得てないのでしょうかね。(これはボヤキです。)
Q2
ミックスコールのない機種なので、後から材料を入れるタイミングがわからないのですが。
ミックスコールで材料を入れてもレーズンなど粉々になってしまいます。
ミックスコールのタイミングは、最後のコネがおわる4,5分前が丁度良いです。ここで言う最後のコネの定義は、1サイクルの中で、1回しかコネの工程がなければそのコネの途中、コネの工程が2回あるならば2回目のコネの途中で、という意味です。
一度、ご自分の愛機の工程をしっかり計って、材料投入のタイミングを見極めてから挑戦してみてください。工程を知ることでまた別の発見もあると思いますよ。(一部の機種では、気温や材料の温度により工程の時間が微妙に違ってくるもあります。)
また、ミックスコールのある機種でも、レーズンなどの材料が粉々になってしまう場合は、上記同様投入のタイミングを確認してみてください。レーズンを入れてから5分以上こねている可能性があるかもしれません。
Q3
ソフトパンコースのない機種ですが、やわらかいパンを作るのは無理ですか。
私の初代の機種(エムケーHBS403)にもソフトパンコースはないのです。この機種では比較的耳の柔らかなパンが焼きあがっていますが、もっとやわらかくしたい場合は、焼き上げ10分前にスイッチを切ってみてください。(「私のパンづくり」でも紹介しています。)
ミミもやわらかいパンが焼きあがります。10分以上早く取り出すのは焼きが足りなくなるのであまりオススメしません。
また、ナショナル機はふつうの食パンコースでは、ミミがかなりしっかり目に焼きあがります。ソフト食パンコースが時間がかかるので嫌だわぁ、、という方は、早めの取り出しを試してみてください。
Q4
家族が少なくてパンの消費量も少ないので、ベーカリーで0.5斤を焼く方法はありますか。
0.5斤コースのついているベーカリーならばOKです。
でも、ほとんどの機種では、最小でも1斤からとなっていますよね。これらの機種で0.5斤を焼くのはやめておいた方が良いでしょう。たとえば1.5斤用のベーカリーで、1.5斤を焼いたときと、1斤を焼いたときでは、1.5斤の方が形も良いですし、味も心なしか良い気がします(私だけかな?)。ちゃんと1斤用のコースを使っているのに、です。
というわけで、改善策としては、ベーカリーに合った分量で焼き、焼きあがったらスライスして、食べきれない分を冷凍するのをオススメします。
このとき、1枚ずつ保存用袋に入れて、極力空気を入れないのがコツです。ジッパーの端っこにストローを挿して、吸い込みつつジッパーを閉めるという方法です。パンがつぶれない程度に空気を抜いてください。お布団のように、めいっぱい薄くしないでくださいね。
解凍は、袋から出してそのままトースターで焼くだけ。パサパサしそうなら焼く前に軽く霧吹きをすると良いです。お試しください。
Q5
お友達にプレゼントするパン。きれいな形に焼き上げたいのですが。
すべてのコネ工程が終了した後、パン生地に手を加えましょう。
生地を取り出し、羽根も外してしまいます。生地は上部がいびつにならないようきれいに丸めます。パンケースの方は、内側に生地や粉のカスが残っていないようぬれ布巾などでふき取ります。そしてパン生地を戻して焼き上げまで待ちます。羽根をはずしてしまうので後の「ガス抜き」工程が省略されることになります。冬場にはこの方法で特に問題なく焼きあがります。
春〜秋の時期には、上記の手を加えるタイミングを、「最後のガス抜き工程の頃」にずらしてみてください。
こうすることで何も手を加えないよりはずっと綺麗に仕上がりますヨ。食べ物は、味も大事ですけれど、見た目も大事ですよね。
Q6
自分でアレンジしたパンを、ホームベーカリーで失敗しないで作るコツってあるのでしょうか。
ここのレシピでも、ご自分でアレンジしたパンでも同様ですが、必ずやって欲しいことがあります。
ホームベーカリーに材料を入れてスイッチをオンにしたら、最初の5分間は生地の様子を見守ってください。生地が硬そうならば、水分を少しずつ加えてください。逆に
水分が多くベタついているようであれば、粉を少しずつ振り入れます。「生地の見極め」が失敗しないコツのひとつです。
ただ、粉を加えるのは、配合が変わってしまうので極力避けた方が良いですね。あらかじめ水分量を少なめにしておき、生地の様子を見て水分を加えるという方法が望ましいでしょう。
Q7
カタログハウスで「生なりパン種」というのが発売されてますが、自分の家のホームベーカリーで焼くことはできますか。
「生なりパン種」は、ホームベーカリーに、コネ機能と普通の食パンコースがついていればできます。おそらく、ほとんどのホームベーカリーでできるはずです。
中種法を使っていますので、全自動といわけにはいきませんが、手順に沿って焼けばきっと独特の味のパンが焼けるでしょう。「生なりパン種」付属の配合レシピをご覧になって作ってみてください。
竹野豊子さんの「生なりパン種レシピ集」については、以前、カタログハウスでブレッドメーカーを買った人にだけ無料で添付されていましたが、2005年5月現在、このサービスは終了されています。
Q8
ホームベーカリーで天然酵母パンは焼けますか。
ホシノ天然酵母対応のホームベーカリーが、各メーカーから続々発売になって、天然酵母人気がうかがえますね。これらに機種でしたら、らくらく全自動で、ホシノ天然酵母パンが焼き上がります。
ホシノ天然酵母の対応機種でない場合も、工夫次第で焼くことは可能です。パンの焼き方は、「わたしのパン作り」で紹介しています。
また、通常の食パン焼き上げコースに対応した天然酵母も、いくつか発売されています。(白神こだま酵母、ベターホーム天然酵母、有機天然酵母など)材料の入れ方など、ちょっとした気遣いが必要になってきますが、ほとんど全自動でのパンが焼き上がるので、こちらもおすすめです。
Q9
ホームベーカリーで生イーストは使えますか。
メーカー取説では使ってはいけないとしています。
が、使えると思います。
頂くメールにも、このご質問は多かったので私もトライしてみました。私のレシピ(食パンコース)では,ドライイースト量を粉の1%としていますが、これを、2倍量の2%にしたら、丁度いい出来になりました。2.5%と3%でも試したら、ちょっと膨らみすぎでした。
生地作りコースのレシピでも、ドライイーストの2倍量で大丈夫です。
味のほうは、イースト臭さが抑えられた、ナチュラル感のあるお味になりました。パン屋さんのパンに近づけたような気持ちにさえなってしまいました(ご満悦です)。
使用にあたって、特に注意することは、水分となる水や牛乳と一緒に入れて軽く攪拌することです。また、「生」イーストですので、タイマーは使えません。計量のためのスプーンは清潔なものを使います。賞味期限も一週間と短く、冷凍も出来ないので購入時期にはご注意を。